【中部支部からのお知らせ】11月10日開催の『鳥取県作業療法学会』について

2019/11/14

11月10日(日)に、琴浦町のまなびタウンとうはくにて開催されました鳥取県作業療法学会で、中部支部影山美喜恵さん(ひまわり居宅介護支援事業所)がシンポジストとして登壇しました。

「超高齢社会の未来を考える 〜車社会で生きるために〜」をテーマに行われ、岡山県で高齢者の運転問題や移動支援のあり方等について先進的に研究・実践されている作業療法士 酒井英顕先生の基調講演の後、シンポジウムでは作業療法士、運転免許センター、介護支援専門員のそれぞれの立場で高齢者の運転に関わる取り組みについて報告されました。

中部支部では、この会に先立ち、支部会員を対象に「高齢者支援における自動車運転に関する困りごとアンケート」を行い、そこで得られた結果を、分析・考察を交えながら発表させていただきました。

多職種連携による高齢者の自動車運転の持続可能期間の延伸や、警察や運転免許センター、自動車教習所との連携による運転継続の可否の判断、そして運転ができなくなっても高齢者が安心して生活できるための地域課題の抽出、政策提言への関与など、これからの私たち介護支援専門員に求められる役割について、多くの示唆を得られる、大変意義深い会となりました。

当日の様子